瓜条どっとこむ

生きづらい今だからこそ かけがえのない瞬間の為に

死は不死鳥として蘇る為にある

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前任のH・ジャスキヴィッツCEOはかつて倒産寸前だったギブソンを復活させたが、今度は自分が楽器屋の分を超えた商売を広げすぎて経営悪化にて倒産したというのは皮肉な話。そしてギブソンフェンダーと同じように畑違いの業界からCEOを招くというという選択をしたわけである。ただ、こういう事はアメリカでは当たり前の話でギブソンは自社再建を選択したが、クズ経営者が会社をガタガタにして株価が下がったところを別のファンドなり企業なりが買収するとか日常茶飯事だ。

 

フェンダーのCEOが元はディズニーやNIKEでその経営手腕を振るい今の好調なフェンダーをリードしている事に対し、ギブソンはリーバイスというファッションアイコンからの新しい血を求めたという事だろう。個人的にはアメリカでの上場を廃止したようにリーバイス株主利益を再優先しないという姿勢は商売人として非常に好感が持てる部分である。

 

客観的に考えてレスポール使いのギターヒーローが不在の今は往年のギブソンの名前やブランド力しか積極的に推せる要素がないのはギブソンユーザーである自分自身もよくわかってる。やっぱジミー・ペイジやスラッシュやランディ・ローズザック・ワイルドは見た目や質感のアイコンとしての存在がまずカッコいいのである。

 

そもそもぶっちゃけギブソンは全般的に弾きにくいし、ある程度低く構えないとカッコよくならない。かといって、短足野郎が低く構えすぎると今度は一層短足に見えてそれはそれでダサいんで、カッコよく魅せるにはそれなりのスタイルの良さと、それが無ければギターを構える位置や服装のシルエットのバランスからファッション的な工夫が結構求められるのである(笑)

 

以上の事は「ライブをやる人間視点」の話なんで、ライブなんぞやらんでギターを単に楽しみたいって人間には弾きやすくて値段も手ごろでカッコいいギターなんか腐るほどあるんでそこに「道具としてのギブソンギター」の商売の難しさが存在するわけである。もちろん音としてギブソンにしかない音というのはあるんだがモダンな音楽には必要とされてないのが現実だ。

 

長年のギブソンユーザーとして、個人的にはレスポールスタンダードのモダン仕様な路線と、トラディショナルのオーセンティック路線の住み分け戦略は間違ってないと思う。ただレスポールカスタムは以前のようにレギュラーラインで作って欲しいし、白のカスタムは最初からランディ・ローズ風の黄色がかった白色にしといて欲しい。あとメイプルネック仕様も是非復活を乞うところ。70年代後期の細めのメイプルネック仕様はHR/HM系の人にはマジで需要があると思う。

 

一部の狂信的レスポールマニアが言うほどエボニーとかの貴重材へのマテリアル信仰は重要じゃなくて、むしろリッチライトみたいに歴史も実績あって乾燥割れにも強いというエコロジカルで有用な素材はガンガン使うべき。木を浪費してしまう商売である以上エコロジー観点からのブランド構築は絶対やるべきだろう。だいたいレスカスは音やマテリアルなんぞよりあのダイヤモンドのヘッドインレイが圧倒的に重要なわけで(笑)

 

 

 閑話休題

 

日本の場合だとどんなにゴミ経営でも長年会社にいるだけのサラリーマン経営者が客観的な判断が出来ん上に、国がいらんこと税金投入なんぞして延命させたりするんで、治る見込みのないガン患者を抗がん剤漬けにしてるのと同じ事である。

 

一番わかりやすい老害企業延命措置の例は東電だろう。原発の破壊自体は自然災害が原因である不可抗力とはいえ、その後の処理がいただけん。今だって大した責任も取らずにのうのうと震災以前と同じように営業している。そんな無責任や出鱈目はアメリカじゃまずあり得ない。なぜならアメリカは訴訟大国であるからして、確実に損害賠償のアメアラレで破産危機はまず免れない。だが、そこに別の資産家が現れ、東京電力の資産や設備を買い取るなりしてそういうリソースをバラバラに切り分けて新たなゾンビ企業を再生させて復活と経営再建を計るのがアメリカ的パターンである。

 

日本のようにダメ企業共を国が無理やり延命させてその補填を国民の財布に取らせるとかアメリカなら余裕で暴動が起こるだろう。別にアメリカを例に出すまでもなく、常識的に考えても滅茶苦茶なのだが、封建DNAでM気質の日本人はイジメられるのが大好きらしいんで、なんだかんだで財布からカネを出すのである。ガバナンスも効かんようなどうしようもない会社はいっぺん死ななきゃよくならんのにね。

 

今年だけでも立て続けに起こった企業の不祥事としょっぺえ隠蔽工作といい、日本の大企業の体質を一言で言えば老害そのものだ。結局どいつもこいつもバブル経済で繁栄した昔の作られた栄光に未だにすがりついて現実を直視できない甘ったれなのである。そういう老害ほど「おれは若い頃はバリバリだった」とかエラソーにこきやがるが、漏らしたクソをズボンごと隠そうとする小心者も多い。人間、最後は謙虚さを持って生きんと老後にマジで誰も助けてくれんという事は明記しておく。そういうクソジジイは決まって家中にクソ小便を垂れ流しその世話をする家族に感謝やねぎらいもせんと家族から不興を買い最悪の場合は殺される

 

 

さらに閑話休題

 

 

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この大塚さんとこの場合は前述とは逆のパターンで娘が老害化したパターンである。つーか娘がオヤジさんを叩き出すまで、3年でガタガタになるようなひどい経営でもなかったのにね。オヤジさんが新たに作った『匠大塚』はそこそこ上手く行ってるからやはり経営手腕はオヤジさんが上なんだろう。

 

娘さんは結局んところIKEAみたいなのがやりたかったんでしょうね。残念ながら大塚家具とIKEAじゃ客層の財布のレンジが違いすぎたゆえに超ハンパな存在のいらない子になってしまったという悲劇。

 

メディアや一般人の書き込みなんかもは悪意があるから誤解されがちやけど別に娘さんは無能というわけでは決してなくて、むしろ90年代の大塚家具のイケイケ路線を企画したサラリーマンとしては超優秀だったんですよ。

 

ただ、時代の趨勢と消費者心理は一橋大学の講義じゃ学べなかったんだろうよ。ハイパーエリート頭脳でも活かすべき畑が違うとその智謀も半減するんでしょうね。